新人看護師お悩み解決

看護観とは|私の看護観レポート例文

 

 

今まで看護を勉強してきた人であれば、一度は「看護観」という言葉を耳にしたことがあると思います。

 

学生の時に発表したり、面接で聞かれたり、入職してから問われたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

 

そして、こらからの看護師人生の中で「あなたの看護観は何ですか?」と聞かれたり、看護観についてのレポートを書いたりすることがあると思います。

 

では、そもそも看護観とは一体何なのでしょう?そして、なぜ看護観をレポートにする必要があるのでしょうか?
一緒に考えてみましょう。

 

 

 

看護観の意味とは

 

 

「看護観」という言葉だけ聞くと、なんだか難しいですよね。

 

「そんな難しいこと、私にはわからないよー!ただ、患者さんの元気になる姿を見たくて仕事をしているだけなのに・・・。」と思っているかもしれません。

 

しかし、実はそれがあなたの看護観になるのです。

 

「患者さんの元気になる姿が見たい」というのは、立派な看護観のひとつです。

 

つまり、看護観とは、自分が看護師として大切にしていること、自分が看護師に必要だと思うもの、自分が看護師としてこうありたいと思うことなどを言います。

 

例えば、

 

・患者さんと接するときは笑顔を忘れないようにしている

 

・患者さんに寄り添う看護がしたい

 

・一つ一つの手技を確実に安心できる医療を提供したい

 

など、人それぞれ看護に対する想いがあると思います。
看護師が100人いれば100人の看護観があるのです。

 

 

看護観がない!と思っている人も、もう一度じっくり考えてみてください。

 

 

・看護師の仕事をやっていく上で、自分が大切にしていること

 

・看護師に必要だと思うこと

 

・どういう看護師になりたいか、またはどんな看護師に自分や家族を看護してもらいたいか

 

 

これらを考えてみると、自ずと答えは出てくるものですよ。

 

 

 

看護観をレポートにする目的

 

 

看護学生の時や看護師として働いている時でも、看護観をレポートにまとめたり、発表したりする機会があると思います。

 

それでは、なぜ看護観をレポートにまとめたり発表したりする必要があるのでしょうか?

 

 

私も実際、新人の最終課題として看護観のレポートを提出させられする機会がありました。

 

その時は正直、「面倒くさいなあ・・。」というのが本音でしたけどね^^;

 

 

しかし、今回この記事を書くに当たり、13年前に書いた自分の看護観のレポートを読み返してみたところ「そうか、私の看護観ってそうだったな・・・」と初心に返り、自分が大切にしている看護というものを改めて考えることができました。

 

 

私たちは、忙しい看護業務を理由にその本来の看護というものを忘れがちになります。

 

そのため、自分の中に漠然とある看護観をレポートにすることで、自分の看護に対する考えを明確にし、看護に対する想いを確認することが大切になるのです。

 

そして、その明確化した看護観によってあなたは今までよりももっとよりよりよい看護を提供できるようになったり、やりがいを持って仕事ができるようになると思います。

 

 

 

もし、あなたもこれから看護観を書く機会があれば、数年後にでもそれを読み返してみてください。

 

きっと、大切なことを思い出せたり、また新たに気づけることがあるかもしれません^^

 

 

 

レポートの書き方

 

 

とくに、病院側の指定がなければ決まった形式などは特にありません。

 

自分の素直な想いを書けばいいのですよ。

 

そして、自分がなぜその看護観に至ったのか、何かきっかけやエピソードが必ずあるはずです。

 

それを文章に盛り込みましょう。そうすることで、相手の心に響くレポートができると思います。

 

 

これは私が実際に新人の頃書いたレポートです。何か参考になるかもしれませんので、よかったら読んでみてくださいね。

 

↓↓↓

 

私の看護観

 

PDF版:私の看護観

 

 

看護観に正解も不正解もありません。

 

あなたは、あなたなりの看護観を大切にしてくださいね

 

 

 


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