私が仕事をする上で心がけていること
看護師になって早10年以上。
私は新人の頃から、今までずっと心がけていることがあります。
それは、目配り、気配り、心配りです。
これは、私が新人看護師だった頃、プリセプターの先輩から教えていただきました。
患者さんにはもちろん、スタッフに対しても同じことを心がけなさいと。
困っているスタッフがいないか見渡し、忙しくしているスタッフがいれば声掛けをし、泣いている後輩がいれば優しく諭す。
勤務交代時には次のスタッフが仕事をしやすいように物品を補充し、患者を整え、吸引瓶内喀痰や排泄物の破棄をし、環境を整え、指示の整理をしてから次のスタッフに渡す。
当たり前のことですが、自分の仕事が忙しかったりすると意外とできていないものですよね。
物品が足りないとか、勤務交代時、患者さんの体位や寝衣がグチャっとしていたりとか・・・
「次の人のことも考えて仕事をしなさい」とよく言われていたものです。
しかし、新人の頃は自分がいっぱいいっぱいでそういうことまで考えられませんでした。
自分の仕事もできていないのに・・・と思っていましたが、今となってはその意味が分かります。
新人の頃は余裕がありません。
余裕がなくなってくるといつの間にか視野が狭くなり、相手のことまで考えられなくなります。
看護はチームワークです。
決してひとりでは看護はできません。
お互いに仕事がしやすいように、お互いに気を配る。相手の立場に立つ。
そうすることで、仕事もスムーズにいき、患者さんの看護にも繋がっていくものです。
始めの頃は難しいかもしれませんが、心に少し余裕ができたときは、ぜひスタッフにも目配り気配り心配りを意識してみてくださいね。
患者さんにはもちろん、スタッフにも心配りができる看護師なんて、素敵だと思いませんか^^
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