インシデントレポートの意味

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あなたはインシデントレポートを書いたことがありますか？

私は今までに何枚も書いたことがあります。
今働いている看護師の先輩もほとんどの人が書いたことがあるでしょう。

インシデントを起こしてしまった。

起こしてしまったときは、本当に落ち込みますよね・・・。
そして、「またレポートかあ・・・」と、思いませんか？

そもそも、インシデントレポートは何のために書くのでしょう。

それは、自己を振り返り、原因と対策を考え、同じことが繰り返されないように他のスタッフと情報共有するためです。

決して、犯人を突き止めたり、つるし上げて笑い者にしたり、その人を責めて悪口を言ったりするようなものではありません。

しかし、残念ながら、そういうことをする人はいます。

しかし、あなたはそういう人に惑わされず、自分の本来の目的を果たせばいいのですよ。

起こしてしまったインシデントは消せません。
だからこそ、二度と同じことを繰り返さないように「次は絶対にしない」と心に決め、対策を考えることが大切です。

そして、情報を共有し、自分と同じミスを他の人が繰り返さないようにしてあげてください。
また、そのインシデントに対し病棟内や院内でどう対策をとっていくかをスタッフみんなで考えることも大切です。

インシデントの内容から原因と対策を客観的に考え、レポートの開示をしみんなと情報共有するための、インシデントレポートなのです。

インシデントをしてしまい、落ち込む気持ちは本当によくわかります。

そして、レポートを書くことで責められる対象になるかもしれない、怖い、面倒くさい、などいろんな感情があると思いますが、何よりも自分のために、そして他のスタッフのためにも、ぜひ書いてほしいなと私は思います。

あなたは、インシデントレポートを書くことでまたひとつ成長できるのですよ

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