ケーススタディ|書き方:タイトル
一番目につきやすいのが「タイトル」です。テーマ、表題とも言ったりします。
まさにレポートの入り口にある看板のようなものですね。
まずは、あなたがよく目にする看板を思い浮かべてみましょう。
「染み抜きはおまかせ!クリーニング〇〇急便」とか「深夜0時まで☆〇〇整骨院」とか、それがどのようなお店なのか一目見ればわかりますよね。
レポートのタイトルも同じです。それが何について書かれているレポートなのか、一目でその内容を読者に知らせる役目を持っています。
できれば、簡潔に、なおかつ人目をひくものがいいですね。
また、テーマを一つの文章で言い表せないときは、サブタイトルを付けても構いません。その方がわかりやすいですし、深みがでると思います。
私の例だと、メインタイトルを「生きる気力を失っている高齢者に対する援助」サブテーマを「意図的な関りを通しての患者の変化」としています。
これらから、気力を失っている高齢者に意図的に関わることで変化が現れたんだなあということがわかると思います。
例えば、「シャント造設を控えた危機状況にある患者の看護」と聞いたとき、イメージができるでしょうか?
どこのシャントなのか?危機状況ってなんだろう?精神的なのか、身体的なのか?よくわかりませんよね。
簡潔に書くことも大切ですが、読者がイメージしやすいように書くことも大切です。
タイトルに悩んでいる人は、まずは大まかに決めておいてレポートを全て書いた後に読み返してつけるのもいいですよ。
タイトルとレポートの内容が少しズレてるなあ・・・という時もありますので、タイトルと内容がぴったり合っているかどうか見比べてみることをお勧めします。
私の場合、看護師のどのような関りが患者に変化をもたらしたのか振り返り考察したい、と序論で書いているので、サブテーマが「患者に変化をもたらした看護師の関りを考える」とかでもよかったかなあとも思いました。
自分以外の誰かにチェックしてアドバイスをもらえるとなおいいと思います。
おっ!と人の興味を引き、読んでみたいと思わせるタイトルが付けられたら最高ですね。