ケーススタディ|書き方の基本

 

 

実践が終わり、いよいよレポートを書く段階になりました。

 

文章を書くのが苦手・・・という人も、一緒にひとつづつクリアしていきましょう。

 

 

今回は、文章を書く上で基本となることをお話していきたいと思います。

 

 

 

論文は、基本的に序論(はじめに)、本論、結論の3つの構造から成り立っています。

 

そして、その中で大切なことはその3つの内容に一貫性があるように書くことです。

 

 

研究目的と実際の援助内容が食い違っていたり、タイトルから考察までは一貫した内容なのに結論だけが全く別なぶっ飛んだ内容になっているものもあったりします。

 

これは、レポートを一通り書いてみてそれを最初から最後まで読み返すこと、他人に読んでもらうことが一番いいです。

 

おそらく最終提出の前に上司に一旦目を通してもらうと思いますので、その際最初から最後まできちんと一貫性があるかどうか聞いてみましょう。

 

 

 

また、書くときは、@正確に、A簡潔に、B誰が読んでも通じる表現で書くことがポイントになります。

 

 

ケーススタディも一応研究の部類ですので、研究である以上、正確な情報を伝えることを優先させる必要があります。

 

小説のようにおもしろく感動的に書いてはいけないという事はないのですが、事実よりもオーバーな表現になってしまったり、逆にぼやけて不明確になってしまったりすると、本来の正確に伝えることができなくなってしまいます。

 

 

また、このケーススタディを通して素晴らしい援助方法が見つかったとき、他の人も試してみたいと思うかもしれません。

 

よって、すぐに読めてわかりやすい援助方法が書かれている、わかりやすく簡潔なレポートが望まれます。

 

 

また、病棟スタッフ間や親しくなった特定の患者さんとの間だけで通じ合う言葉で報告しては、他の多くの人には理解できないかもしれません。

 

一地方だけで通じる言葉(方言)も避けたほうがいいですね。

 

当たり前かもしれませんが、日本語なら日本語の標準語で書く姿勢が必要です。

 

 

 

これらを踏まえて、次回からは詳しいレポートの書き方をお話していきたいと思います

 

 

 


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