看護のケーススタディとは?私が行ったケーススタディ事例
ケーススタディとは、一言で訳すと『事例研究』です。
ケーススタディの種類はいろいろとあります。
対象が個人だったり集団だったり、ヒストリースタディだったりインシデントスタディだったり・・・
しかし、そんな種類の説明をされても正直よくわからないですよね^^;
なので、今回はやりやすくてわかりやすい、一般的によく行われている『一人の患者さんを対象として自分が行った看護を評価・考察する』ケーススタディを中心にやっていきたいと思います。
『研究』と聞くとなんだか難しそうですが、そんなに難しく考えなくても大丈夫ですよ。
ざっくり一言で言うと「自分が行った看護を理論的に振り返って患者さんにもっといい看護を提供しよう!」ということだと私は思うのです。
要するに、ケーススタディとは、自分か患者さんに行った看護はよかったのか?悪かったのか?そしてその行った援助のどの部分が良い結果に、悪い結果に繋がったのか?などを振り返り、評価・考察するものです。
そして、評価・考察をする時、文献を照らし合わせ理論的に根拠を裏付けることで、より質の高い援助の方法を作りだすことができます。
また、ケーススタディを行うためには、患者さんのことをよく知る必要があります。患者さんのことを知らないと良い看護なんてできませんよね。
よって、対象をよく観察し、社会的背景、精神的な面など多くの面から分析し、看護計画に繋げていく訓練にもなります。
具体的な例を見たほうがわかりやすいと思いますので、実際に私が看護師2年目の時に行ったケーススタディを載せますね。
今、読んでみると文章構成も甘いし何より考察が浅く恥ずかしい限りですが・・・^^;
↓↓↓↓
生きる気力を失っている高齢者に対する援助〜意図的な関わりを通しての患者の変化〜
(読みやすいようにスペースをとって掲載しています。また、具体的な地名などは〇〇で表記しています。)
(スマートフォンでは少し見にくいかもしれません)
PDF版:生きる気力を失っている高齢者に対する援助〜意図的な関わりを通しての患者の変化〜
次回からは、私のケーススタディに沿って、ケーススタディのやり方をひとつずつ説明していこうと思います。