看護研究|インターネットでの文献検索の注意点

 

 

現在ではインターネットが急激に普及し、専門の図書や雑誌論文を探す場合も、インターネットを介して検索することが多くなってきました。

 

 

インターネット検索は、24時間、いつでも誰でもどんな場所でも情報を検索できる、というのが最大のメリットです。

 

それに加え、最新の医療ニュースや学会の情報、医療制度などのさまざまな情報を得ることができます。

 

 

しかし、利点があればもちろん欠点もありますので、注意が必要です。

 

 

インターネット上には、かなり膨大な量の情報が溢れています。

 

検索をかけても、自分の欲しい情報が見つけられない!内容がないページばかり!という経験はありませんか?

 

使えそうな情報を見つけたとしても、その中から不必要な情報を省き、自分にとって「必要な情報のみ」を見極めなければなりません。

 

 

また、、インターネット上の情報はすべて信頼性があるというわけではありません。

 

医療系のサイトでも、実際に医療従事者が作成していないものもたくさんあります。

 

 

間違った情報を引用したり、その間違った情報で患者さんにケアをしたりしても、誰も責任を取ってくれません。全ては自己責任です。

 

よって、「正確な情報を選別する力」も必要になってきます。

 

 

では、信頼性のある情報をどうやって見極めればよいのでしょうか?

 

 

まずは、有料、会員制、発信源が明瞭なもの、は信頼性が高いと思われます。有名なところでは、医中誌Webでしょうか。

 

無料サイトなどは、責任の所在が不明瞭だったり、誰が執筆しているのか明確でなかったりしますので、発信源が明確なのものを選んだ方が良いでしょう。

 

また、大学付属病院や医療学会など、いわゆる公式サイトのホームページも信頼性が高いです。

 

 

他にも、内容やデータの信頼性が自分の知識と合っているか?

 

引用・参考文献が載っているか?

 

などもチェックしてください。個人がやっているサイトなどでは、引用を明記せず、政府や大学のは新情報を無断で載せている場合もあります。

 

 

 

以上、いくつかの注意点を説明してきましたが、注意さえすればインターネット検索はとても便利です。

 

自分で必要な情報を選別し、上手に利用してもらいたいと思います

 

 

 

 


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