点滴・注射・薬関係 2
NSAIDs(エヌセーズ):非ステロイド性抗炎症薬=ロキソニン、ボルタレン、アスピリンなど。
Pain killer:痛み止め
PSL:プレドニン、プレドニゾロン(prednisolone)
ソルメド:ソル・メドロール(mPSL)
アタP:アタラックスP
ベゲB:ベゲタミンB
IFN:インターフェロン(interferon)
SSRI:選択的セロトニン再取り込み阻害薬(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)=抗鬱剤。パキシルなど。
カマグ:酸化マグネシウム=便の水分量を増して、便を柔らかくします。
重曹:炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)=有名な商品名はメイロン。
ATP:アデノシン三リン酸=アデホス(adenosine triphosphate)
ソセ中:ソセゴン中毒
ACE:アンジオテンシン変換酵素(angiotensin converting enzyme)
ACEI:ACE inhibitor=ACE阻害薬:アンジオテンシン変換酵素阻害薬(angiotensin converting enzyme inhibitor)
降圧剤の一種。レニベース、タナトリルなど。
心不全の改善作用・尿蛋白減少作用・腎機能悪化予防・咳反射改善作用・嚥下改善作用もあります。
スタチン:HMG-CoA還元酵素阻害薬
コレステロール低下薬。メバロチン、リピトールなど。
エポ(EPO):エリスロポエチン
赤血球の造血を促進するホルモン。腎臓で生産されますが、腎疾患によって生産が妨げられ腎性貧血になった場合、エリスロポエチン製剤を注射します。
【血液製剤】
RBC:濃厚赤血球(red blood cell) 以前はRCCやMAPと略されていましたが、H.26からRBCとなっています。 1単位の内容量は140ml。 臨床では280ml(2単位)のパックが使われることが多いです。1パックですが2単位。間違えないように気を付けましょう。
ポイント 【RBC輸血時の観察】
病院に輸血マニュアルがあると思いますので、それに従って施行してください。
以下の手順は実際に私が行っている手順です。参考程度に^^
@Vs(T.P.BP.R.SPO2)測定後、輸血開始。(1ml/分の速度でスタート)
5分間は患者さんの傍から離れず、動悸や息切れ、息苦しさ、気分不良がないかを尋ねながら、顔色、チアノーゼや体熱感などがないか全身状態の観察を行います。
A輸血開始から5分後、Vs測定。Vsに異常がなく、患者さんの状態も変わりがなければ一度退室します。症状が出現すればナースコールを押すように説明し、ナースコールが押せる位置にあるかも確認しましょう。
B輸血開始から15分後、Vs測定。Vsと患者さんの状態に変わりがなければ、輸血の速度を5ml/分へUPします。
Cその後は輸血終了まで30分毎にVs測定と状態観察をします。輸血速度調整も忘れずに。
※毎回SPO2を測らないNsもいますが、急性肺障害や心不全の兆候を見逃さないために毎回必ず測定しましょう。
PC:濃厚血小板(platelet concentrates)
FFP:新鮮凍結血漿(fresh frozen plasma)